​そもそもなぜ陶芸家?

ところでそもそも、美大で専攻して20年も続けてきた彫刻を捨てて陶芸家になったかよく聞かれる。様々な理由を箇条書きにしてみると。。
 

  • a)高くて数万毎日使用してやがて使い潰されてしまう飯茶碗や湯呑に彫刻と同じように入れ込むとなんだか何かのご褒美みたいに良いものが出てくる、

  • b)薄利多売だからお客さんの数が多くて彫刻家よりは寂しくない、

  • c)彫刻絵画のように自由が一応保証されている分野と違って焼き物で変なことやると普通に怒られる不自由さとそれを踏み越える面白さ、

  • d)作業中は焼き上がりが見えない不安が作品の表現を鍛える、

  • e)そもそもキョウビ芸術分野では情報と材料、道具を入手するのが簡単だということと関係すると思うが高水準は到達するより維持する方がむずかしいから色んな分野に手出したほうがお得、

  • f)有名彫刻家だった父実が嫌な死に方をした、

  • g)30代に某オーディオメーカーのデザイン室に嘱託で勤めて使えるものの面白さを知った、

  • h)妻が陶芸窯を買おうかなと言うとを何故か大賛成、

  • i)多少は儲かりそう、

  • j)その頃旧友が何を思ったかPCを一式買って来てくれたが、あっという間におぼえてHPを作った。籠もって変な彫刻を作るしか能がない思い込んでいた自分の意外な学習能力に気づいて一時的に万能感がついた,

  • k)1996年から2004年まで某短大保育科に非常勤で勤めていたが,そこに長いこと使っていないかなり大きな電気窯(15Kw?)の窯小屋があり、その時の可愛らしい助手さんから「私が学生のときは盛んに陶芸を授業でやりました、楽しかったなあ、先生もやってくださいよ。」と数度言われれて焼き物を授業でやるというアイディアに気づき、そのうち近所の陶芸教室(講師:花野井窯伯耆田幸夫氏)に自費でおばちゃんたちに混じって通い焼き物の手順を一応おぼえた。その後、その短大をクビになり陶芸教室を自宅で開こうかとガス窯を購入、開講前に少し修行をと親戚の陶芸家元窯鈴木智氏氏に習ってから宮城村田町の陶器市に出店してみたところ意外な売上があり味をしめて焼き物稼業に入ってしまった、

  • l」実は小さいものを作るのが好きだった。