鈴木厚本人2023年12月19日本好色一代男よんだ。井原西鶴「好色一代男」(1682年初版)読んだ。 7歳から61歳までの54年間に交わった女は3742人、男色の相手は725人というスーパープレイボーイ世之介の一代記。 文章のあちこちにちりばめられた「古今集」「新古今」「徒然草」「伊勢物語」や謡曲等のもじり、縁語、掛詞、洒落...
鈴木厚本人2023年12月19日本枕草子読んだ。枕草子、途中、鬱病との診断があったりで中断したが、半年ほどで読み終えた。 新潮社日本古典集成(荻谷朴校注)を主に、時々岩波新古典文学大系で。 底本の古態と言われる3巻本系は難解な箇所が多いという。注釈書によって解釈がかなり違うらしく読みづらい。...
鈴木厚本人2023年4月30日本万葉集の感想文=大伴家持の世界=万葉集(1〜4516番歌)を大体2年掛けて読んだ。 八割方は万葉仮名の原文にも一応目を通した。一見ただの漢字の羅列から古語とは言え日本語が立ち上がってくるのは不思議なもので、読むのは大変だが面白い。 さて、全20巻のうち、1~16巻は大体、歌の内容により雑歌、相聞、挽歌など...
鈴木厚本人2023年1月31日美術わたしのお天道様私は制作時、言うのも恥ずかしいし、変な人と思われそうなのだが、「神」と呼んでも良いようなものの存在を意識することがある。 (言うのも恥ずかしいと書いたが、言うのも恥ずかしくて人には言わないが、実は密かに同じような思いでいる作家は結構いるのではと思っている。)...