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鈴木厚雑文集
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万葉集の感想文=大伴家持の世界=
万葉集(1〜4516番歌)を大体2年掛けて読んだ。 八割方は万葉仮名の原文にも一応目を通した。一見ただの漢字の羅列から古語とは言え日本語が立ち上がってくるのは不思議なもので、読むのは大変だが面白い。 さて、全20巻のうち、1~16巻は大体、歌の内容により雑歌、相聞、挽歌などに分類されている。 対して、最後の17~20巻は大伴家持の歌日記となっている。分類無しに基本的に大伴家持の生活の時間軸によって歌がならべられているのである。(状況を説明する漢文の題詞と左注も重要) そこに大きな断絶がある。 時代的にはほぼ巻1〜16の歌の時代が済んで巻17〜18の時代が始まる。 私は巻1から順を追って読んでいったのだが、巻17になると突然感じが変わるとともに、巻1~16まで永遠に増殖するかのようだった歌のカオスが急に遠ざかって空に浮かぶ星雲のように輪郭をあらわして完結するように感じた。 笹の葉は み山もさやに さやげども 我は妹思ふ 別れ来ぬれば(巻2 柿本人麻呂) 笹の葉は 山全体がさやさやと 風にそよいでいるが、私は妻を思う 分かれてきたので...

鈴木厚本人
2023年4月30日


武藤洋二著 天職の運命〜スターリンの夜を生きた芸術家たち〜
2018年1月24日 水曜日 ブログ銀窯日記に投稿 武藤洋二著 天職の運命〜スターリンの夜を生きた芸術家たち〜 みすず書房 図書館で手に取ったのはTwitterで知ってファンになった20世紀前半のロシアソ連の前衛画家フィローノフが表紙になっていたからだが,その章だけのつもり...

鈴木厚本人
2021年10月20日


長谷川毅著「暗闘ースターリン、トルーマンと日本降伏」
2011.05.02 Mon ブログ銀窯日記に投稿 「長谷川毅著 =暗闘=スターリン、トルーマンと日本降伏」とfacebookとtwitterとブログ 色々ゴタゴタ前置きが書かれていたが割愛で必要な点だけ要約すると長谷川毅著「暗闘ースターリン、トルーマンと日本降伏」は吉野...

鈴木厚本人
2021年10月11日


新HPのこと、小説家小島信夫先生のこと、OMONMA TENTのこと
銀窯日記 2010.11.27 投稿 新HPのこと、小説家小島信夫先生のこと、OMONMA TENTのこと Aこのホームページ基となるサイトを開設したときのブログ銀窯日記への投稿。新HPの解説の経緯、近所のカフェ・ギャラリーのOMONMA...

鈴木厚本人
2021年10月9日
















































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