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鈴木厚雑文集
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蜻蛉日記
(2021/3/21Facebookのグループ小説と文学の研究に投稿した記事を少し編集) 蜻蛉日記、源氏物語についで読み終えました。 まず難しくて岩波文庫版で300ページほどの量にもかかわらず半年近くかかりました。 言い回しが言葉足らず的にわかりにくいのに加えて、古写本がなくて(現在のところ近世初期の宮内庁桂宮本が最良とされているらしい)手書き写本をくりかえした本文には意味不明の部分が相当数あり改訂が注釈書によってまちまちでした。 しかし、苦労はしましたが読み終わってみるとこの本文の乱れも優れた古美術が汚れや破損も古色として味わいになるように本物感をましているのかもしれないとも思いました。 現在の源氏物語は鎌倉時代の藤原定家校訂本の系統にほぼ統一されているようですが、整いすぎているという見方もあるらしいのと対照的です。 あまりさかんによまれて来なかった言うことで本格的な研究は元禄期の契沖が最初とのことでした。 与謝野晶子にも現代語訳があるらしいです。 「かくありし時過ぎて、世の中にいとものはかなく、とにもかくにもつかで、世に経るひとありけり」で始

鈴木厚本人
2021年10月8日


大阪高槻市廣智寺観音菩薩像
大阪高槻市廣智寺観音菩薩像。 この像の写真をTwitterでみて、おお〜これは凄い珍仏♡ でも時代わかんないな〜Rちゃん(長女の友人)に似ているな〜鎌倉かな〜もしかすると明治以降かもしれないな〜 と思ったのですが、なんと奈良時代末期、平安のごく初期にまで遡りそうと言うこと。...

鈴木厚本人
2021年10月7日
















































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